電気圧力鍋でご飯を炊くと早いけど何分かかる?トータル時間は?

クッキングプロ

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電気圧力鍋で「ご飯圧力3分」「加圧3分で肉じゃが」で完成!
それってどいういうこと?という方に説明します。

すごーい!ご飯3分でできる!
なら、夕飯直前に炊けば間に合う!

・・・と思っていませんか?

電気圧力鍋なら3分で料理が完成する…ってことはないんです。
なぜなら、電気圧力鍋の調理には、「予熱」「圧力調理」「蒸らし(保温)」の3つの時間が必要だからです。

予熱」とは、圧力を上げる時間です。

圧力調理」とは、圧力をかけて調理する時間。

減圧時間」とは、圧が抜けていく状態です。

電気圧力鍋クッキングプロの場合で時間を計ってみました。今回は、米2合です。設定は、「ごはん」で3分。

◆なぜ加圧3分?
クッキングプロ公式レシピでは、白米は6分加圧となっているのですが、他の圧力鍋を調べたところ、白米の炊飯が加圧1分~3分となっていたため、クッキングプロで試しておいしく炊けたからです。
◆参考
フィスラー    圧力3分  自然放置10分
ティファール   高圧3分 / 低圧5分→蒸らし10分
ゼロ活力鍋    弱火で1分加熱、自然放置
クックフォーミー(電気圧力鍋) 圧力3分

圧力ピンが上がるまでの時間です。

加圧調理が始まりました。

圧力が終了してから圧力ピンが下がるまでの時間です。


電気圧力鍋に米と水をいれて、予熱12分+加圧3分+減圧10分=約25分。

実際の調理時間は約25分でした。

注意したいのが、今回は、米2合を炊いたということ。

米2合、3合、4合、5合によってトータル時間は違ってきます。なぜなら、水の量が多いほど予熱と減圧に時間がかかるためです。

 

また、圧力鍋でご飯を炊いたときによくある声が、「ご飯が硬い」ということ。
圧力鍋の場合、炊き上がりまでが早いので、吸水が足りていない可能性があります。

農林水産省ではこのように記しています。

すぐ加熱(かねつ)して炊飯すると、お米の粒(つぶ)の内部まで水分が行きわたる前に粒の表面に糊層(のりそう)ができてしまって、炊飯後できたご飯に芯(しん)が残りやすくなってしまいます。
吸水時間は2時間くらいが適当(てきとう)ですが、時間を短くするには、水温30度から40度のぬるま湯に30分くらいつけておけばよいごはんが作れます。

参考リンク→どうしてお米は、炊(た)く前に水につけておかないといけないのですか。:農林水産省 (maff.go.jp)

私の場合、最低でも5分間は吸水させています。私好みのご飯の食感に仕上がります。お米の硬さや柔らかさには好みがあると思いますので、農林水産省のコメントを参考に、吸水してみてください。

電気圧力鍋はいろいろありますが、私はクッキングプロを使っています。

クッキングプロは8つの機能があって、「炒め」機能があるのは今のところクッキングプロのみとなっています。2021年2月現在。

「肉じゃが」「筑前煮」「カレー」などは、炒めてから煮込んだ方が断然おいしいです。

また、再煮込みができるのもクッキングプロのよさで、例えば、「スペアリブ」や「鰯の煮つけ」などタレを煮詰めた方がおいしいですね♪ 

クッキングプロは、炒めたり、煮詰めることができるのがよいと思います。

 

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