電気圧力鍋で「ご飯圧力3分」「加圧3分で肉じゃが」で完成!
それってどいういうこと?という方に説明します。
すごーい!ご飯3分でできる!
なら、夕飯直前に炊けば間に合う!
・・・と思っていませんか?
電気圧力鍋なら3分で料理が完成する…ってことはないんです。
なぜなら、電気圧力鍋の調理には、「予熱」「圧力調理」「蒸らし(保温)」の3つの時間が必要だからです。
「予熱」とは、圧力を上げる時間です。
「圧力調理」とは、圧力をかけて調理する時間。
「減圧時間」とは、圧が抜けていく状態です。
電気圧力鍋クッキングプロの場合で時間を計ってみました。今回は、米2合です。設定は、「ごはん」で3分。
電気圧力鍋に米と水をいれて、予熱12分+加圧3分+減圧10分=約25分。
実際の調理時間は約25分でした。
注意したいのが、今回は、米2合を炊いたということ。
また、圧力鍋でご飯を炊いたときによくある声が、「ご飯が硬い」ということ。
圧力鍋の場合、炊き上がりまでが早いので、吸水が足りていない可能性があります。
農林水産省ではこのように記しています。
すぐ加熱(かねつ)して炊飯すると、お米の粒(つぶ)の内部まで水分が行きわたる前に粒の表面に糊層(のりそう)ができてしまって、炊飯後できたご飯に芯(しん)が残りやすくなってしまいます。
吸水時間は2時間くらいが適当(てきとう)ですが、時間を短くするには、水温30度から40度のぬるま湯に30分くらいつけておけばよいごはんが作れます。
参考リンク→どうしてお米は、炊(た)く前に水につけておかないといけないのですか。:農林水産省 (maff.go.jp)
私の場合、最低でも5分間は吸水させています。私好みのご飯の食感に仕上がります。お米の硬さや柔らかさには好みがあると思いますので、農林水産省のコメントを参考に、吸水してみてください。
電気圧力鍋はいろいろありますが、私はクッキングプロを使っています。
クッキングプロは8つの機能があって、「炒め」機能があるのは今のところクッキングプロのみとなっています。2021年2月現在。
「肉じゃが」「筑前煮」「カレー」などは、炒めてから煮込んだ方が断然おいしいです。
また、再煮込みができるのもクッキングプロのよさで、例えば、「スペアリブ」や「鰯の煮つけ」などタレを煮詰めた方がおいしいですね♪
クッキングプロは、炒めたり、煮詰めることができるのがよいと思います。
コメント