電気圧力鍋クッキングプロを使用して料理すると調理中すごい蒸気がでて焦げてしまいます。という質問にお答えします。
購入して2年くらいです。水分量はレシピ通りで、加熱中に焦げ臭くなり、途中で中止して開けると水分が全くなくなって黒く焦げ付いてます。気になる点は、加圧中にすごい勢いで蒸気が出ています。ちなみに、購入してすぐくらいから何回か調理したときは失敗なく作れていました。パッキンは正しくとりつけられています。
こういう質問すごく多いです。
私も一番最初に作った時に、豚の角煮がこけるという体験をしました。
当時と同じ状況なので、おそらく原因は、同じだと思います。
取扱説明書に書いてある調理中に焦げ付く時の対処法
まず、クッキングプロの取扱説明書を確認してみましょう。公式ガイドブックでは焦げる原因として、次のようなことが挙げられています
1)内蓋にパッキンが正しく取り付けられているか確認してください。
2)鍋の内側のミニ線より上に具材と水を入れてください。
つまり1ではパッキンが正しく取り付けられていないと蒸気が逃げることによって焦げる可能性があるということが考えられます。
2では、ミニ線より上に具材や水を入れないと、水分不足で焦げ付いてしまうということが考えられます。
ただ、これらは質問者の方には当てはまりません。
圧力切り替えバルブの位置が正しくない
公式ガイドブックに書かれておらず、多くの人が間違って混乱する原因が実は、一つあるのです。
それは私も一度、誤って焦がしてしまったことがあるので、その経験からわかりました。
YouTube に投稿されている動画で「焦げてしまった」 動画を見ると、私と同じ間違いをしていました。
その原因は、圧力切り替えバルブの位置なんです。
質問者の方は「最初の方はうまくいっていたのに、最近焦げるようになった」ということなので、
蓋を洗ったりした時に何らかの原因で 圧力切り替えバルブが逆方向に向いた可能性があります。
蓋の拭き掃除をしていても、軽い力で圧力切り替えバルブは簡単に逆方向になります。
これに気づかずに調理をしてしまうと、 調理中はずっと排気される状態となり、水分が減ってしまいます。
圧力がかからないため、調理時間のカウントが始まりません。
例えば、10分セットしたはずなのに、 調理時間のカウントが始まらず、 水分がなくなるまで放置してしまい焦げる。
というパターンです。
私もまだクッキンングプロに慣れない頃に、 クッキングプロで豚の角煮を作ったのですが、圧力切り替えバルブの位置が逆になっていたので、 鍋も中身も焦げてしまいました。
質問者さんのように、 圧力調理中に排気が激しく、焦げてしまったという場合、
圧力切り替えバルブの位置が逆になっている場合が考えられます。
圧力切り替えバルブが正しい方向をむいているか確認してみてください。
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